純正受けループの叡智【ポケモン剣盾S9最終85位最終レート2074】

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こんにちは!ショータです。
今回はポケモン剣盾シーズン9で最終85位、最終レート2074で初の最終2桁を取れたので、構築記事にします!構築は純正受けループです。(以下常体)

 

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【コンセプト】
とにかく強い構築で自分に合っている受け志向のものを使う。今期は純正受けループだった。
ちなみに純正受けループとは僕の中では、構築のポケモン全員が回復技を持っている構築だと定義している。

【単体解説】
ドヒドイデ@黒いヘドロ

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再生力
ずぶといHB252D4
熱湯 トーチカ 自己再生 黒い霧

剣盾環境シーズン9にして帰ってきた原初の型のドヒドイデ
後述するバンギラスと合わせて物理全般とアシレーヌニンフィアを受けに行く。
エースバーンもドヒドイデで受けていたが、終盤には思念やエレキボールのエースバーンしかこの世にいなかった為、バンギラスとクルクルする択で砂ダメとトーチカの毒や珠ダメを稼いでいた。上位のプレイヤーにはほとんど択を勝てなかったが、他に全てのエースバーンを受けれる方法が思いつかなかったので致し方なし。

バンギラス@食べ残し

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すなおこし
慎重HD252B4
ロックブラスト 守る 眠る ステルスロック

トゲキッスをはじめとした特殊受け。フェアリーと水が受からないのでドヒドイデトリトドンと役割分担。眠るでTODに役立つ場面や守るで砂ダメと残飯回復を稼いだり、トゲキッスに対してステロ、ロクブラで頑張ったりと技構成や持ち物について完成されている。トゲキッスの悪だくみに素直にあと投げすると、お互いダイマを切りあって負けるので、事前にステロを撒く事と、ドヒドイデで霧連打してエアスラのタイミングでバンギを投げるなど工夫が必要。

 

・ピクシー@かえんだま

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マジックガード
ずぶといHB252D4
トリック つきのひかり ムーンフォース めいそう

剣盾環境で受けループに必ず出てくるカバルドンをカモる枠。
元々は鉢巻悪ウーラオスを受ける枠だったが、あまりにも役割が限られていたため、カバルドンをカモったり受けミラーに強いマジガピクシーになった。回復ソースの月の光と火炎球を押し付けるトリック、受けミラー用の瞑想にウーラオスをしばくムーンフォースで技構成は完結。最終日2日前に突如採用したが、選出した試合はすべてのカバルドンと受けミラーをカモり続けたのでめちゃくちゃ活躍した。
前回のレート2000の時から型こそ違えどピクシー、ドヒドイデクレベースが入っていてすごく好きになった。

クレベース@オボンのみ

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がんじょう
腕白HB252D4
てっぺき 自己再生 ボディプレス つららばり

恒例のパッチラゴンをはじめとしたヤバい物理を受ける枠。
受けループにパッチラゴンは必ず出てくるので、パッチラゴンを見たら絶対選出。
両刀パッチラゴンに倒されまくったが、パッチラゴンの処理をこいつ以外に用意できなかったのでこの枠は原初の時代から不動の枠。

トリトドン@白いハーブ

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よびみず
おだやかHD252C4
度忘れ 自己再生 熱湯 大地の力

ジバコイルとミトムを受ける枠。この枠は2000に乗るまではフシギバナを使っていたが、ボルチェンと釣り交換で永遠に削られて負けるためトリトドンになった。ジバコとミトム受けではフシギバナに全く劣らず、ジバコと一緒にいる鉢巻ウオノラゴンのエラガミを止めれたり、パッチラゴンの電気技を気持ち程度には抑制していたり、そもそもボルチェンを止めれたりとフシギバナからの変更は正解だったと思う。
ミトムに対しては巧みにあと投げからダイアークを食らいながらどわすれをし、Dダウンを白いハーブで打ち消す必要がある。
トリトドンは最終日に突然採用が決まったが、持っていなかった。しかし先日配布された世界チャンピオン(?)のトリトドンをありったけの育成アイテムで魔改造することで間に合わせた。世界チャンピオンありがとう!

 

エアームド@ゴツゴツメット

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がんじょう
ずぶといHB252S4
はねやすめ てっぺき ボディプレス ドリルくちばし

性格がずぶといなのは元々ボディプレ1ウェポンで使っていたから。今記事を書いているときに性格がずぶといだったことに気づいたが、時すでに遅し。交代際にトゲキッスに撃ったドリルくちばしは今となっては取り返しがつかない...
ゴリランダーとドリュウズを受ける枠だが、選出できない問題が頻発していた。
それでも上記の受け駒との兼ね合いからエアームドも不動の枠だと思う。

【純正受けループについて】
僕は今期は純正受けループで初2桁を取ったが、普段は純正受けループだけでなく受け攻めサイクルのような構築も好んで使っている。後者についてはそうでない部分も大いにあるが、基本的には読み合いをせずに安定行動だけで勝とうとする思想は非常に合理的であると感じる。もちろん純正受けループはそもそも選出段階から択になったりし試合中にも択が頻発する。それでも試合展開の想定、選出時点でのゲームプランの組み立てのしやすさは受けループの長所の一つだ。
僕はこの手の構築がすごく好きなので今後も純正受けループや受け攻め両立サイクルなど受けを軸とした構築を使っていく。

【構築共有について】
2000超えの純正受けルーパーたちが構築を共有していたとのことだが、僕はしていない(構築を共有するのが悪いという趣旨は全くありません)。軸となる並びを彼らのキャスを見てパクった。中には僕が自分で採用を決めた型やポケモンもあるが、構築の核となる部分をパクらせてもらった上に、それがめちゃくちゃ強かった。僕の尊敬する受けルーパー達の叡智に本当に感謝している。また、改めて強い人の放送や動画は見得だと感じた。

【初最終2桁を取って思ったこと】
上位のプレイヤーからすればなんてことない数字かもしれないが、1か月の対戦数が300を大きく超えて最終日付近は毎日50戦以上はやっていた。僕にとっては体力的にめちゃくちゃしんどかったと感じたが、それでも2桁を取れた喜びがそれ以上にでかい。
また、きつかったと感じる要因の一つとして2000チャレを3回落としたり終盤に4桁まで落としたりしたこともあったが、それでも戦い続ける精神力が肝要だと感じた。極論を言えば、目標に届くまでやり続けるくらいの覚悟が必要なのかもしれない。実際、最終日に最終2桁を固めるために2桁から潜ったが負けてしまった。それでも覚悟を決めてそこから2勝することができた。当然、構築や立ち回り、知識は欠かせないが、気持ちや精神力的な何かもすごく重要だと感じた。

【宣伝】
今期の最終日レート2000前後での試合の録画を編集してアップします。
記事を読むのはすごく重要ですが、実際の試合を見てみることもいいかもしれません。
気が向いたら見てみてください。

•前期の最終戦の動画と構築紹介

https://youtu.be/O4JkIYCsRGo

 

•僕のYouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UC7e7j6UAagHJW1EvFsf4yOg

TwitchでポケモンFPSの配信をしてます。よかったらこっちも見てください。
https://www.twitch.tv/ageofshota

 

記事の閲覧ありがとうございます。
最終日応援をしてくれたことにも本当に感謝しています。
何度も撤退しようかと思いましたが、応援メッセージをもらって気持ちを立て直して諦めずに粘れました。
また最終日2桁経験がなく最終2桁ラインに不安がありましたが、質問に答えてもらったおかげで、適切な潜り方ができました。ありがとうございます。:)