【ポケモンSWSHシーズン5シングルランクマッチ最終387位】ドヒドガアピクシーサイクル

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こんにちは!ショータです。
S5お疲れさまでした。
今回はS5シングルで私が使用していた構築の記事になります。

 

【結果】

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最終387位
152戦94勝58敗
切断バグされた回数は2回で1回は序盤に、もう1回は4/29にされました。
2枚目の画像が5/1のAM3:45時点でそこで撤退しました。

証拠用録画
https://twitter.com/AgeofShota/status/1256044338917683200?s=20

【構築経緯】

S4の記事を読んでいたところ、よつばケーキさんの記事(https://yotuba0814.hatenablog.com/entry/2020/04/01/【剣盾S4使用構築】達磨蛙で切り返しスタン〜最)のドヒドイデ、アーマーガア、ピクシーの並びが受けまわしの軸として汎用性が高く優秀であると感じたので、この3体を軸に構築を組むことからスタートしました。
残りの枠を受け駒で固め純正受けループにしていた時期もありましたが(S5中盤)、受けを倒すためだけに生まれてきたポケモン達にあまりにも無力だったこと、選出択を解消したいなどの理由から2枠を潰し枠にして対応範囲を広げようと考えました。もう1枚の受け駒には、物理受けが不安だったことからクレベースを採用しました。
最終的に潰し枠には、僕がS2で使っていたドラパルトとドリュウズに落ち着きました。
 

【単体解説】

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ドヒドイデ
性格:おだやか(D↑A↓)
持ち物:くろいヘドロ
特性:さいせいりょく
じこさいせい
トーチカ
どくどく
ねっとう
157-*-184-73-201-55
252-*-92-0-164-0

特化ヒヒダルマのごりむちゅう込みじしん確定耐え
特化メガネロトム10まんボルト確定耐え
 
配分に関してはこの形がベストだと考えています。HDやHB特化も使いましたが、この配分が物理特殊共にある程度対応が効きもっとも使いやすいです。
後述するピクシーのおかげで、ロトム対面でロトムの身代わりやわるだくみを恐れることなく、トーチカで技を確認してから毒を入れて引く立ち回りが安定しました。
再生力とヘドロのおかげで不死身のポケモンであり、ヒヒダルマに対してもトーチカで技を見てから行動を決めることで、鉢巻であっても難なく処理ができました。
技構成についてはねっとう、トーチカ、じこさいせいが確定で、どくどくの枠がどくびしやくろいきりとの選択だと思いますが、浮いている相手に毒を刺したいこと、裏に天然ピクシーと行動保障のある襷ドラパルトを置くことでくろいきりを必要としないことなどからどくどくに落ち着きました。
どくびしにすると浮いていない身代わり持ちやパッチラゴンに少し戦いやすくなるのでアリだとは思いますが、トゲキッスに対してどくどくを入れてピクシーで粘るのが構築段階での想定していた処理ルートなのでこの構成です。実際にはドヒドイデもピクシーも無限に怯まされるのでそのルートが取れた試合は多くはありませんでした。
 

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アーマーガア
性格:わんぱく(B↑C↓)
持ち物:オボンのみ
特性:ミラーアーマー
てっぺき
はねやすめ
ボディプレス
アイアンヘッド
205-107-172-*-105-87
252-0-252-*-4-0
幅広い物理受けのためHB特化
 
パッチラゴンやエースバーンなど弱点を突いてくるポケモン以外の物理全般受けです。
ドリュウズギャラドスが少し怪しいですが、ある程度のつのドリル避けと相手のダイマックスに対してこちらもダイマックスを合わせることで対応していました。
もともとはアイアンヘッドの枠をブレイブバードにしていましたが、S無振りのためSを上昇させてもあまりメリットがないので、ダイマックスをしてBを上げられるアイアンヘッドにしました。きつい物理の崩しに対してもダイマックスを合わせてBを上げることで無理矢理対応していました。
最速ちょうはつビルドのアーマーガアに対してもドヒドイデで焼いてからダイスチルでBを3段階上げてボディプレスで、ちょうはつと羽休めの択次第ですがまぁまぁ何とかなっていました。
 

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ピクシー
性格:おだやか(D↑A↓)
持ち物:たべのこし
特性:てんねん
つきのひかり
ムーンフォース
ステルスロック
まもる
201-*-95-115-156-80
244-*-12-0-252-0
特殊全般と主にトゲキッスに対して頑張るためHD特化奇数調整
 
積み技のある特殊受けとミミッキュ、ドラパルトに少し戦える枠です。トゲキッスに対してドヒドイデで毒を入れてこのポケモンに引いて勝つことを考えて採用しましたが、実際は無限に怯んだりきょううんピントレンズなどに倒されたり構想通りにはいきませんでした。早めにダイマックスを切ったりして抗っていましたがトゲキッスに対する処理ルートは今後の課題だと考えています。
ピクシーの守るは読まれることがほとんどなく、鉢巻ヒヒダルマと対面してしまった場合に択を解消出来たり、たべのこしと相性がよく重宝しました。
こちらの基本選出に地面枠がいないことから、一生釣り交換からのボルトチェンジで崩しに来る相手に無力でしたが、ステルスロックを撒くことでケアが効くので外せない技になっていました。
 

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クレベース
性格:わんぱく(B↑C↓)
持ち物:フィラのみ
特性:がんじょう
てっぺき
ボディプレス
じこさいせい
つららばり
202-137-259-*-67-33
252-0-252-*-4-0
ヤバい物理を受けたいのでHB特化
 
アーマーガアで対応が効かないパッチラゴンやホルード、多少怪しいギャラドスなどを受けるために採用しました。
シーズン終盤にはかえんほうしゃを覚えたパッチラゴンやほのおのパンチを覚えたホルードなどに手を焼きましたが、現在の対戦環境で最高の性能を持つ物理受けとして上記のような例外的な場合を除き想定していた活躍をしてくれました。
ドヒドイデとこのポケモンをクルクルして身代わり+一撃技のラプラスの一撃技を枯らすことで何とかしようと考えていましたが、終盤マッチングしたラプラスは身代わりを持っていることがほとんどなく、上記のような苦しい以外の何物でもない立ち回りをすることなく済みました。
ラプラスに対する対策は来シーズン以降の課題の1つだと考えています。
 

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ドラパルト
性格:むじゃき(S↑D↓)
持ち物:きあいのタスキ
特性:すりぬけ
ドラゴンアロー
ゴーストダイブ
ふいうち
かえんほうしゃ
163-172-95-121-85-213
0-252-0-4-0-252
最速

ナットやアーマーガアに対してかえんほうしゃが欲しかったので両刀
 
個人的にはこのポケモンの構成は物理主体がベストだと考えています。理由としてはダイホロウが相手のBを下げるので、対面性能を重視した構成にしていても自然とある程度の崩しも担えるからです。
また両刀にしてDが下がるのが嫌ではじめのうちは物理一本で使っていましたが、強烈な崩し枠+アーマーガアの並びに選出できなかったのでしぶしぶ両刀にしました。かえんほうしゃが活きる場面が多く、もともとタスキ枠での採用を前提としていたこともあり、懸念していたDダウンの弊害はほとんどありませんでした。

 

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ドリュウズ
性格:ようき(S↑C↓)
持ち物:とつげきチョッキ
特性:かたやぶり
じしん
アイアンヘッド
岩石封じ
つのドリル
217-155-80-*-86-154
252-0-0-*-4-252
最速
キッスに対して戦えるようにH振りとつげきチョッキ
 
上記の受けまわしの駒ではストリンダーに無力なことや、対面選出をした際にトゲキッスに強い駒が欲しかったためS2と全く同じ構成で採用。
無理な構築にはつのドリルで少しでも勝ち筋を追うことでトータルの勝率をすこしでも上げたかったのも採用理由のひとつです。
受けまわしが困難な場合とストリンダーがいる場合以外ほとんど選出しませんでしたが、想定していた役割は果たしてくれたと思います。
 
【コンセプト】
主に下記の3つになります
・なるべく受けまわして勝つ(安定行動でいい場面で無理な行動をしない)
・受けが効かない相手の崩しの駒に対しては、こちらのつぶし枠を用いるかダイマックスをうまく当てて処理をする
・露骨に無理な構築に対しては、初手ダイマックスなど強引な立ち回りとなるべく安定的で強気な交代読み、ドリュウズのつのドリルでなんとかする
 
【選出】
ドヒドイデ、アーマーガア、ピクシーの選出で受けまわせる場合は絶対この3体です。
相手の物理の攻め駒によってアーマーガアとクレベースを使い分けます。
相手の攻め駒が物理に偏っていたりする場合にはドヒドイデ、アーマーガア、クレベースの場合もあります。
受けまわしが困難なことが想定される場合にはドラパルトとドリュウズのどちらか一方、場合によっては両方を同時に選出します。
 
【きつい相手】
パッチラゴン:かえんほうしゃなどを特殊炎技を持っていてクレベースで受けが効きませんでした
ホルード:ほのおのパンチを覚えている個体がいました
ドラパルト:型を想定することが困難です
トゲキッス:無限に怯ませてきたり、急所引き放題、てんのめぐみときょううんを両立した個体など楽に処理できることがほとんどありませんでした
鉢巻ウオノラゴン:ドヒドイデがHBでないので受けが困難ですが、終盤1回も
当たりませんでした
ラプラス:身代わりと一撃技を兼ねている個体が、こちらの運がよくないと勝てないです。終盤ほとんどマッチングしなかったので助かりました
マジックガードランクルスマジックガードピクシー:裏次第ですが、対面的な選出をある程度強要されたり、つのドリルに頼らないといけなくなります
 
【S5を通しての感想と反省】
切断バグなど荒れたシーズンでしたが、自分の結果としては初めて最終3桁の前半を達成できて非常に満足しています。
また、終盤の3桁帯でかなり対戦経験を積めたこと、猛烈に連勝したthe!上振れ!のような形ではなく勝ちと負けを繰り返しながらじわじわと3桁から順位を上げれたこと、溶かしたことも何回もあったがそのたびに順位を戻せたことの3つは自信になりました。
構築の原案が非常に優れていたことが自己ベストを更新できた最大の要因の1つだと思っていて、ベースの部分をまねさせてもらったよつばケーキさんに大変感謝しております。
また、終盤3桁保存とあと1つ勝ち越して3桁前半保存で迷ってチキっていた時にTwitterで後押ししてもらったおかげです!
本当にありがとうございます。
 
反省としては、トゲキッスラプラスをはじめとして処理ルートに不安があるものが多く、雰囲気ダイマックスと魂の立ち回りで処理をする要素をもっと減らさないといけないと考えています。
8世代に入ってダイマックスの登場やトゲキッスの暴力など受け気味の構築、とりわけ受けループには苦しい環境だと感じていますが、僕は受け気味の構築が好きでほかの種類の構築よりも肌に合っていると感じているので、今後も純粋な受け構築や多少潰し枠を組み込んだ受け構築を使っていこうと考えています。
とは言ってもキョダイマックスの追加やDLCで優秀な受け駒が返ってくることなど、苦しい事ばかりではなく楽しみな要素もあるので、前向きな気持ちでいようと思います。
 
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記事の内容について質問などがある場合は私のTwitter(https://twitter.com/AgeofShota)にDMでもリプでも遠慮なく質問してください。
S5では切断バグが横行していたのもあり、終盤の対戦を4/28から全50試合弱全てを録画していました。対戦内容に見どころや本構築の良さ・苦しい点を紹介できるものがあれば、解説をつけてYouTubeにアップしようと考えています。下記チャンネルにアップロードする予定なので気が向いたら見ていただけると嬉しいです!

チャンネルURL:https://www.youtube.com/channel/UC7e7j6UAagHJW1EvFsf4yOg?view_as=subscriber
 
記事の閲覧ありがとうございます。